『夜』 詩 金子みすゞ | もりいさむのブログ

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『夜』 詩 金子みすゞ

夜は、お山森の木や、
巣にいる鳥や、草の葉や、

赤いかわいい花にまで、
黒いおねまに着せるけど、
私だけには、できないの。

私のおねまきしろいのよ、
そして母さんが着せるのよ。