『硝子と文字』 詩 金子みすゞ『硝子と文字』 詩 金子みすゞ 硝子は 空っぽのように すきとって見える。 けれども たくさん重なると、 海のように青い。... 文字は 蟻のように 黒くて小さい。 けれども たくさん集まると、 黄金のお城の噺もできる。