『祇園社』 詩 金子みすゞ (曲 もりいさむ)『祇園社』 詩 金子みすゞ (曲 もりいさむ) はらはら 松の葉が落ちる、 お宮の秋は さみしいな。... のぞきの唄よ 瓦斯の灯よ、 赤い帯した 肉桂よ。 いまは こわれた氷屋に、 さらさら 秋風ふくばかり。