『露』 詩 金子みすゞ『露』 詩 金子みすゞ 誰にもいわずにおきましょう 朝のお庭のすみっこで、 花がほろりと泣いたこと。 もしも噂がひろがって 蜂のお耳にはいったら、... わるいことでもしたように 蜜をかえしに行くでしょう。