『葉っぱの赤ちゃん』 詩 金子みすゞ
「ねんねなさい」は
月の役。
そっと光を着せかけて、
だまってうたうねんね唄。
「起っきなさい」は
風の役。
... 東の空のしらむころ、
ゆすっておめめをさまさせる。
昼のお守は
小鳥たち。
みんなで唄をうたったり、
枝にかくれて、また出たり。
小さな
葉っぱの赤ちゃんは、
おっぱいのんでねんねして、
ねんねした間にふとります。
「ねんねなさい」は
月の役。
そっと光を着せかけて、
だまってうたうねんね唄。

「起っきなさい」は
風の役。
... 東の空のしらむころ、
ゆすっておめめをさまさせる。
昼のお守は
小鳥たち。
みんなで唄をうたったり、
枝にかくれて、また出たり。
小さな
葉っぱの赤ちゃんは、
おっぱいのんでねんねして、
ねんねした間にふとります。
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