『ピンポン』 詩 金子みすゞ | もりいさむのブログ

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ピンポン』 詩 金子みすゞ

二階の窓のすり硝子
ピンポンしてる
かげ法師

港のまちの春のよい
月はおかさをさしていた。もりいさむのブログ

...
ほんのりとしゃぼんの香
母さまとお湯のかえりで
からころと

とおりすぎてもお窓から
ピンポンしてる
音がする。