『大将』 詩 金子みすゞ 『大将』 詩 金子みすゞ 僕が大将になったとき、 横丁のいじめっ子が失敬したら、 空みて、かっぽ、かっぽ、 お馬を飛ばそ。 ... 僕が大将になったとき、 田圃の案山子に失敬したら、 ていねいに失敬かえしてやろう。 僕が大将になった時、 お父さんがやって来て失敬したら、 僕のお馬に乗っけてあげよう。