『風』 詩 金子みすゞ『風』 詩 金子みすゞ 空の山羊追い 眼にみえぬ。 山羊は追われて ... ゆうぐれの、 廣野のはてを 群れてゆく。 空の山羊追い 眼にみえぬ。 山羊が夕日に 染まるころ、 とおくで笛を ならしてる。