『小さな朝顔』 詩 金子みすゞ『小さな朝顔』 詩 金子みすゞ あれは いつかの 秋の日よ。 ... お馬車で通った村はずれ、 草屋が一けん、竹の垣。 竹よお馬車で通った村はずれ、 草屋が一けん、竹の垣。 竹の垣根に空いろの、 小小さな朝顔咲いていた。 ~空をみている瞳のように。 あれは いつかの 晴れた日よ。