とても久しぶりに、ブログ更新です。

新年度で忙しい中、感染拡大が止まらないための自治体とのやりとりでバタバタ。
役所からの緊急連絡電話、そしていつも通りの新入児さんの慣らし保育対応。
あまりに色々なことが重なりすぎて、体調も低空飛行でした。


で、全国的に緊急事態宣言の出される事態ですね。

保育施設の立場、悩ましさときたら本当に大変なものがあります。

もちろん、医療機関にお勤めの保護者さん、ひとり親のご家庭は殆どの保育施設に一定数居られる。
私たち保育の仕事をしているものとしては、とても難しい。
保護者の皆さんが安心してお仕事できるようにお子さんをお預かりして、支えるのが私たち保育職の仕事。

人数が集まることで感染のリスクが上がる。

でも医療機関の方や、運輸、消防など。
お身内などを頼れないご家庭にはどうしても必要。
「円満な社会生活のために必要な仕事」
何をもって、必要、不要を線引きするのか。
自分の職業には愛を持っている人しかいないと思うと
しなくても良いと言い切れる人はいないよね。

今、出勤している方の仕事は、出勤しないと担えないから行ってるんだと思う。

コロちゃん感染のリスクが高まっても、他の入院患者さんは減らない。
消防の仕事は減らない。
公共交通は止まらない。


家庭保育の協力を、自治体ぐるみでお願いしている昨今だけど。

これ、すごく辛い。

お任せください、ときっぱり言いきれない自分が。

とても歯痒い。

お子さんにはいつもと同じ環境を用意します。
安心してお仕事にいかれてください。
本音は、保育施設としてはそう言いたい。



でも、万が一うちの職場で感染が起きたら。

時間をかけて電車通勤しているスタッフもいる。

かからない保証はない。
少しでもリスクを減らすことは必要。
その思いがどうしても離れない。

そして、この問いへの答えはひとつではなく。

家へ帰れば、私も80近い老いた両親に小学生の息子を頼むシングルマザー。
私自身が、自宅に持ち帰る触媒になってしまうのでは?という葛藤はずっとあります。

そう沢山ではないけれど保護者の方の大切なお子さんをお預かりしている。
安心してお仕事へ行っていただくことで社会を支えている、という自分の仕事への誇りだけです。

まずはこの土日で、力が常に入っている身体を解放。
大人が右往左往しているから、少なからず子どもたちにも影響は出ています。

月曜の朝からは、また変わらない笑顔で甘えてくる子どもたちを迎えることができるように。


自分を整えます。