7年前の平成13年6月26日、父は先天性胆道閉鎖症を患う娘への、生体肝臓移植のドナーとなった。
その当時のヒデの手記を紹介!・・・第13弾!!!
【鬼のような看護婦さん③】 手術のあと、私は毎日歩く練習と深呼吸の練習。 腹筋を切っているため腹に力が入らない。 深呼吸をすると、傷口が痛む・・・のである。 そのため、呼吸が浅くなってしまうのである。 浅い呼吸ばかりしていると、肺の中で使われない部分ができ、無気肺や肺炎などの合併症が起こるそうである。 でも・・・看護婦さんは鬼!! 「歩きなさい・・・深呼吸しなさい・・・」 しかし、日に日に回復し、4日目の29日には尿チューブ、動脈ルート、背中の管、首の点滴がとれた。 そして・・・やっと、昼よりおかゆ。 「やっと食べれる」と喜んでみたが、それがあまり食べれない。 肝臓を1/3ほど切除しており、そのスペースに胃袋が入りこみ、圧迫されているのだそうだ。 5日目(30日)点滴と、お腹のドレン管が抜けた。 このドレン管を抜くときの痛みは、自分が今までに経験したことのない痛みだった。 「はらわた」が管の周りにこびりついて、一緒に出てくるのではないかという感じの痛みで、自分の中では、「世界の3大痛」のひとつである。 6日目(7月1日)、手術後初めてシャワーを浴びた。 7日目、大部屋へ移る。 相変わらず食べたいけど食べれない状態が続く。 63kgあった体重が56kgまで落ちたのである。・・・続く
では、ここで一句。
「この痛み いくら医師でも わかるまい」
「この痛み いくら医師でも わかるまい」
・・・不意のくしゃみの恐ろしいこと、恐ろしいこと・・・死にそうなくらい腹に響く・・・のである。