■ 内容 ■
他者に惑わされてはならない。
人間は他人と合わせようとして自分の4分の3を失う。
他人は関係ない、もっと自分に意識を向ける事。最高の幸福は自身の内部にある。
現実は主観と客観で出来ている。
客観は全く同じように見えても、主観が異なっていれば現実は全く別物になる。
孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。
なぜならば孤独でいる時のみ、人間は自由だから。
幸福を図るには”何を悲しんでいるか”でわかる。
悲しんでいることがつまらない事であればある程、その人は幸せである。
敵の非難は苦いが薬になる。隠し事なく弱点を突いてくるからだ。
日記は”知識”と”経験”をバランスよく身に付ける為にとても役に立つ。
幸福の9割はもっぱら健康に基づいている。
健全な身体に宿る、健全な精神が幸福の為に最も重要な財宝。
筋肉は激しく用いれば強くなる。
これに反して神経は激しく用いれば弱くなる。
だから神経には必要以上のストレス・緊張を与えない様注意する。
平凡な人達はすぐに仲間になるが、優れた人ではそうはいかない。
普通の人々は時間をつぶす事に心を用い、才能ある人間は時を利用することに注力する。
若い頃に分かったと考えていたものが年を取ると本当に分かってくる。
人間的に成長する為にも、若者は老人の含蓄ある言葉と知恵に学んで欲しい。
■ 所感 ■
漫画であるけれど内容は要点が掴めとても参考になったし、何より感動した。
日々自分が感じ考えていることが、200年近く前にも同じ様に苦しんだり考えていたりするのだ、、、
と思うと何とも言えない不思議な感じがします。
”哲学は宗教とは異なるアプローチをとる魂の救済”
本当にそう思える書籍でした。
社会性のある動物である私達は、そして生物であるが故に当たり前のように環境に反応して
成長・進化していっているわけですが、当たり前すぎて忘れらているそういった視点が
時に周囲と比較する自分、周囲の中の自分として相対的に自身を捉え(違う切り口もあるのに!!)、
生き辛くなってしまっているとすれば、本書はそう言った方達へのバイブルに間違いなくなると思います。
話は変わりますが、人には生まれ持った”役割”があると思っています。
それは生まれた瞬間に決まるというよりは、”こうゆうキャラクターで育つ”からというベースがあり、
そのキャラクターが故に、周りの環境が形作られ(好きな・似た友人等に囲まれたり、選択がそうなる)、
それによって自分の進路が決まっていくという、自己予言的なモノだと思うようになりました。
勿論、そんな生まれた時点から死ぬまでのキャリアなど誰もわかりませんが、
振り返ってみると”なる様になる”のが、やはりその人の人生なのだな、、。と思っています(最近)。
なので”身の丈”という言葉は僕は結構好きです。
(だって、ご経験あると思いますが、他人をどう変えようかなんて不遜な事言えないです。
人は他人によって”変わるきっかけ”はもらえても、”根本から”は他人によって変わらないですから)
上記から”自分が本来の自分”らしく生きる為には、やはり他人の存在を意識し過ぎることなく、
自分のベスト(あるいはベターを)常に出せる環境を作り続ける事が、本人にとっても、
そして周りにとっても良いのではないかと思いました。
