春道
さらさらと
風がそよぐ小春日和の日
悲しみは皐月雨が
洗い流して
「愛してる」の言葉を
思い出している所
君は相変わらず
泣き虫で
たまに僕を
困らすけれど
それでも月日は
確実に未来へ
小川の水の様に
ゆっくりと
流れて
浮き沈みの激しい
現代社会で
少し置いてきぼりの僕ら
だけども
ふたり
手を取り合って行けば
困難な道も
複雑な壁も
乗り越えて
もうすぐ紫陽花の
花が咲く頃になる
温かい笑顔ばかりでは
無いけれど
悲しい顔をしないでね
うまく呼吸が
出来ない時には
僕 の肩に
寄りかかっておくれ
そうして不安な夜も
越えてしまおう
そしたら
新しい朝が
きっと祝福してくれるはず
だから
このまま春を抱き締めて
歩いて行こう