微炎 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

微炎



かじかむ指の隙間に
微かに滲む光

降り積もる雪は
寂しさを
覆い隠す事は出来ず

抗えない涙の波に
揺れる

瞳の奥に
在るはずの情熱の炎に身を宿して

燃え尽きてしまうのは容易いが

腕を伸ばし
歩き出すのを
見つめてくれる
貴女がいるから

この冬も
ゆっくりと
乗り越えて行こうと
思う