惜しむ夜 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

惜しむ夜

宵に連れ
嘆きばかりの毎夜が
今夜も虚ろに移ろって
云いも寄らぬ気持ちにさせる

眠れぬ豪雨が
路面を撃ちつけ
次々と現実を
壊していく

耳を塞ぎ
瞼を閉じても

あの一瞬が
忘れられず

まだ見ぬ
灯りに
何を宿す

生に執着も
出来ないのに