影に | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

影に




もうすぐ太陽は
真上に来る頃

僕は心地悪さを
布団と共に
引きずって
眠たげな瞼を
無理やり
こじ開ける

目眩する程の晴天に
少し残念な気持ちに
なって
遮光カーテンの
レールに手を掛ける

この薄暗い場所が
とても
とても
安らぐから
今日は
このまま居よう
部屋の鍵は閉めて

そして
うずくまって
闇の中
生をじっくりと
体感していよう

光は他人に任せて