傍観 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

傍観

薄いカーテンの
隙間には
群青の夜と性と動が
互いにひしめき合い
折り重なって行く

その向こう側
煙草をくゆらす
女性がひとり

その線を
超えるか否か
思案している

耳をつんざく
警戒音が鳴る
導かれる様に
その中を
揺らめいて

窓越し
僕は何て事無く

見ている

救い様の無い
未来と世界を