蜜柑 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

蜜柑


カンカン帽が
よく似合う
満開の笑顔が咲いた
きみを見て
僕は心持ち
誇らしげに
思っていました

日差しは相変わらず
忙しなく
眩しいけれど
そんなもの物ともしない
ふたりの夏が
始まろうと
しています

公園でゆったりと
一休み決めて
僕はあなたの膝枕
見上げた顔が
素敵過ぎて
まるで夢のよう
左手を少し
つねってみた
痛かったのは
幻覚では無いみたい

ジリジリして来たから
かき氷でも
食べようよ?
君はあんまり
甘いのは
得意じゃないけど
苺味が好きなのは
不思議だね

ふたりして
頬張って
頭痛くなって
笑ったね

そんな些細な
出来事も
君となら特別な
スパイスになるよ

もっと
もっと
幸せを分け合いたいんだ
単調で単純な
日々のなかでも

君がいる
ただ それだけで
僕は生きて行ける
これ以上ない
癒やしになって
いるんだよ

だから
明日もあさっても
明日の話しをしよう
そうやって
夢を現実に
手招きしようよ

大きい蜜柑みたいな
太陽が僕らを
祝福してくれてる間に
キスをして