さよなら train | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

さよなら train

帰ってった
キミが帰ってった
真夜中辺りの
最終列車で

そよいでった
不意にそよいでった
風がぎこちなく
冷たかった…

ふさいでった
何か ふさいでった
頭んなかクラクラで

騒いでいた
妙に 騒いでいた
ぷつりと線
切れた…

蝉時雨
独りぼっち

キミは手を
降って またねと
言ったけど

寂しがり
は そう
二人ぼっち

あぁ 気付いて
しまったんだ

寄り添うと云う事の
気持ち悪さと
不確かな意味合い
しか 保たない
偽物な感覚

違う 違う
嘘じゃないんだ
本当の気持ちは
僕しか解らない

そして
振り替えす手の
反対側は
痛い位 雫が
とめどなくて

美しい景色を見て
震える位に
脈付いてる

キミと一緒に
切れた気持ち
貨物に乗せたら

不安も焦燥も
待ち焦がれてた
みたいに
僕を包んでくれる

だから
次なんて日を
期待なんてしちゃ
駄目なんだ
騙されるから…

またねって
僕も言ったけれど
真に受けずに

バイバイ またね
バイバイ バイバイ
またね バイバイ

何だか肺が
苦しいんだ…
キミが残存してるよ
胸いっぱいに

どうすれば
正解なのかな?
解らないまま

夜汽車は
海沿いに向かって
滑って行く