梟 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?


少し話を
聞いてくれないか?
別にこの状況に
不安や不満が
あるという訳では
無いのだけれど
立ち位置が
いまいち
曖昧なんだ

凄く暖かく
なって来て
世間では
浮かれた情報と
情緒が溢れ込んで
入り乱れている
けれど

この幸せであろう
空間に何故だろう?
全て目に映る物
全てが灰色にしか
映らないんだよ

たぶんに
それは左胸から
飛び出した梟が
右目からは
青いインクを
左目からは
赤いインクを
流しながら
羽ばたいている

そのせいなのかな?

ありとあらゆる色が
段々と消しゴムで
削り取る様に
薄く漂白されて
行くんだ

逢いたくて
逢えなくて
恋しくて
苦しくて

過呼吸になって

生きたくて
そうでなくて
切なくて
こんがらがって

加速しだして
また分からなく
なるんだ

自分と云う生き物の
事が

また分からなくなるんだ