零 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

今、目の前に在る全ての事象を遮断したい。

まるで、血流が逆流しているかの様な自意識と、離人し乖離して行く記憶と。

まるで、負け犬の如く這いつくばって居る肉体と、言語では言い表せない深い不快感を。

しかしながら、自らでは遺憾ともし難く、まとわりついて離れない、この居心地の悪さから抜け出したいが…。

まるで、重なりを失敗した連鎖ゲームの様に積み重なって画面上に膨らみ出すだけで。

眠る事も置いてきたまま、時間だけが
この空間を支配する。
瞳を開く事も。
耳を澄ます事も。
呼吸を繰り返す事も。
それらを無に帰したい。

只、君にきっと依存度が高い数値だから、禁断症状を起こしてるのかも知れない。

しかしながら、この現象を解決する術は、僕には見当たらない。

悪い催眠術を掛けられたみたいに。

独り、膝を抱えてる。
どうしようも無い事だから、少しクスリを飲んでフラフラと
宛もなく、夜を彷徨うよ。

朝が訪れぬ事を願って。