凛として | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

凛として

ナニゴトニモ挫ける事も無く、それでいて逃げ去る事も無い。
そんな風に己が内面を素数分解して、再構築出来るのならば、いかほどに素晴らしい風景が眼前に膨れ上がるだろうか?


縦に折れ曲がった首を引き上げるには、まだ少々刻が必要な様子で。今頃やっと瞼を薄く半眼にして、意識を取り込む作業を取り組み始めたばかり。

皮を剥がせば、誰しもが、同じ様に筋繊維と血脈と骨で構成されているのに、何故こんなにも個体に差が付いてしまう物なのか?
皆目見当がつかない。
引き返せない、変わり様の無い過去と云う名の柵にみを焦がし、自ら燃えながら、悶えている自分を離れた所から茫洋と見つめている凍りついた自分が何処となく張り付いて離れない。

出来ることならば、凛として、少し曇った空の下を律動良く、衝動的に成らずにゆらりと闊歩してみたいものだと想う。
染み入る様に…

重すぎる足枷を引き千切って。

何時の日かは…。
笑えます様に…。