エレジー。 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

エレジー。

このまま歪んでく。
このまま滲んでく。
このまま泡になるのかな?全てが。

それなら手を掛ける。扉に手を掛ける
生爪が剥げても、構わない。

報われる事の無い
無垢な頃の思い。
今では散歩に出掛けたまま、帰っては来ない。
依然として行方不明。
脈拍の音を高揚させて、流れる紅い血潮は、プラスティックみたいに固まったまま、崩れて。

まるで、蝋細工。

腐ったゴミみたいな、情なら要らない。
濁った水みたいな
涙なら流さない。

沈澱して…。
沈澱して…。
白く溜まってく。

でも、所詮愛だとか恋だとか、周りは騒がしいけれど、単なる意思の疎通で、それでいて不純物。

なのに、それなのに、可燃性の起爆剤を求めるみたいに。

人知れず誰かを、
そうじゃない、あぁキミを探しては、探しあぐねている。

そして、また夜が暮れていく。

そして、また、涙に暮れていく。

それで、また途方に暮れるんだ。