留まる夜 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

留まる夜

群青色の群衆に
咲き乱れた街は
日々の疎ましさを
首筋に巻き付けて
汗ばむ肌を放熱させる

生温い想いと湿度と
怠さをベッドに携えて
早過ぎる目覚めに
溜め息と愚痴零す

茹る様な夜明け前
ひたすらに独りで
はしゃいでみた所で

散々たる結果で
もう目が痛むから

ただ 黙っていよう
ただ 黙っていよう

静かに涼風が
走り抜けるのを待って