晶 翠 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

晶 翠

積木で出来た
高い壁の端から端を

両手で思い切り良く
撥ね除けるぐらいの

勢いで躰から
ちからを疲労が
奪っていく

遊びきって
じゃれるのも
嫌がる仔犬の様に

ただ宙に浮いていたい
けれども

まだまだ星を
掴むには遠く
眼では追えない程に
路は連なっている

仄かでも
輝き出す為に

溜め息を
飲み込んで

刹那にぶら下がる
事も無く

歩みを止めないで