遅い朝の跡 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

遅い朝の跡

膨らむ山吹色
据え置かれている
まやかしの層

襟足を擦りながら
藤の帯を棚引かせる

悠々と深く
下の方へ

強ち間違いでは無い
蜃気楼に触れて

眩しくなる頃に
眼を細める