花曇り | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

花曇り

今にも泣き出して
しまいそうな
顔をした鉛色の空を

見せまいと覆い隠して
あげている様な
白百合が誇っている
様な頭上

ひとひら摘んで
遊んでいたら
朝の香りが
盗って逃げた

抱擁する静と精
ひとつに合わさり
擦る足に砂が舞い
調べの拍子を取って

お座なりな鼻歌
鳴らして
影踏み 囃す

衰えれも無く