葉隠れ | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

葉隠れ

苔で包んだ
飛び石を
片足で飛び跳ねて
向こう岸まで

小さな雨蛙
ついてきて
波紋の網で
手名付ける

沼辺に掛かる
柳の葉

昇り映える黄色を
避けて

さわさわと乾いた
足音を発てて

ほんの軽い面持ちで
静かに靡いている