眠り忘れ | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

眠り忘れ

疲れた瞼を
降ろして
黒を枕に

桜の雨降り出す夜に
紙で出来た海を
漂って

潜めていく
刻の調べが
背いていく
数え歌に

流れ続ける
目と目の継目を

なだらかに針は
交錯する

声も発てずに