キミシグレ | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

キミシグレ

湿った風が
瞳を吹き抜けて

淋しさを
水増しに
して行くから

掌の奥から
染み出す泪の色

愛しいと想える声が
聴きたい…

歩道橋の上
耳を澄して
騒がしい街
閉じて

想いの中
誰を描き
止まない声
辿って

今も鳴り響いている
優しい音の塊が

真夏の雨の様に
心 降り注いでいる