色濃イ待チ | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

色濃イ待チ

ぼんやりとした
空は濁った水色
後ろに流れては
前へとぬけて
また逆戻り

少しだけ
空っぽな
心のどこか
回り続ける
ハムスターみたいに
情けなくも乾いた
音だけを刻みつける

呂律の回らない
うだつも上がらない
思考回路は錯覚して
少しだけ貧血気味に
なったみたいだよ

胸の真ん中あたりが
震えだして
耳の奥
遠くの方から
冷たい鉄の音が
聞こえてる

だからね
もう「バイバイ」
って
言おうとしたって

言葉が喉の裏側で
張り付いちゃって
嫌がるんだ

目眩のまま
倒れこもうたって
瞼が開ききって
動かないから

どうする事さえ
出来ずにただ…

また夜が
全部塗り潰して
くれるのを

寝ぼけ眼の月と
手をつないで
待ってる様に
考える事に決めたんだ
誰かが訪ねて
来る時まで