物事がうまくいくおまじないを今回は言葉に着目して、私が考える根拠をもとに紹介していきます。
物事がうまくいくおまじないの多くが「言葉」に頼るものが多いように感じました。
真言であったり、願いであったり、時には紙に書くおまじないもありますよね。
本当に効果はあるのか?ということを私なりに仮説を立て、効果があるのではということを述べていきたいと思います。
物事がうまくいくおまじない
1 目をつむって自分が思い描く神様(菩薩)を連想する。
2 うまくいく自分のイメージをもちながら「ソワカ」と3回唱える。
神様の連想→正直に言いますとあまり意味がないと私は考えておりますが、「ソワカ」自体が真言ですので自分の想定する神様を想像することでもしかすると瞑想に近い効果が得られるのかもしれません。
うまくいくイメージ→イメトレという言葉を聞いたことああるのではないでしょうか。このイメージトレーニング、するとしないでは結果が異なるということが実験により証明されています。
三回唱える→この真言のように呪文の類は唱えることで自信につながります。勉学などにおいてはこの自信はあまり結果に影響しないという研究結果が出ていますが、スピーチやスポーツに関しては別では自身は結果にもつながるという主張もあります。
勝率が上がるおまじない
1 出かける前に左足の靴ひもを結びながら「トッパ トッパ トッパ」と唱える。
靴ひもを結ぶ→この行動からこの後勝負するんだという実感を持つ効果があります。
「トッパ」と唱える→このおまじないも前項のおまじないと一緒で「トッパ」と唱えることで自信をつける効果があります。
おまじないと言葉の関係
近年、卵や植物にありがとうと馬鹿野郎を書いておいておくと数日後の結果に違いが出るというものが流行っていました。この結果は科学に基づいた結果はなく、空気の条件、日光の条件、細菌の条件が関係しています。言葉は関係ないと現代の科学では提唱されています。ではどうしてその実験をした人たちはそんな結果になったの?という方もいることでしょう。これは人間という生き物はどうしても自分の立てた仮説通りの結果に目が向きがちだからです。同じ実験を5回して、成功したのがたった1回でも「あ、やっぱり私の仮説は正しかった」となってしまいがちなのです。信じる力とは人の行動や思考をこのように制限してしまうために、先入観や既存の知識だけではなく、しっかり客観的に結果を見る能力も必要なのです。
話がそれてしまいました。戻しますと、植物や卵は影響されなくとも、人間は「言葉」によって心理面が影響されます。それを利用しているもののひとつが「おまじない」であると私は考えています。言葉にして自信がつくと、その成功するというゴールを目指して脳が成功するためのプロセスをイメージするのです。実際にうまくいくという確証はないですが、最初のおまじないの解説でも述べたようにイメージすることは大切で、そのパターンに対して対処ができうるということでもあるのです。そのイメージにつなげやすくするための手段の一つが「言葉」であり、声に出したり紙に描くことで心理的に作用すると私は考えています。
このような本に紹介されているおまじないも目を通すとそのような根拠があるものや呪術的なもの、いろいろあって興味深いなと感じます。興味がある方は図書館などでぜひ見てみると面白いかもしれません。
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心理学についての本もぜひ図書館や電子書籍などで探してみてください。視野が広がります。
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