いつもお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

 最近、私木こりを初めました。と言いますのも、我が家の暖房は薪ストーブによって賄われておりまして、ワンシーズンでどれくらいの薪が必要かと言いますと6トンです。それを桜や楢の木で揃えると、1トン5万円、年間30万円が必要となります。その辺の雑木でも1トン3万円、年間18万円となりますので、自前で薪を調達することがどれほど大事かが解って頂けると思います。

 

 先日、滋賀県が野洲川河川敷の樹木伐採の公募をされておりまして、申し込みしましたら当たりまして、県の許可を得て樹木の伐採をいたしております。

 

 いままで、丸太の原木をチェーンソーで輪切りにするくらいはやっておりましたが、木を倒すところからするのはもちろん初めてです。最初に木を倒す時はドキドキで、倒した後はものすごく興奮していました。

 

 それもそうですよね。いくら成長の早い木でも、20年近くは掛かっているでしょうし、その命をいただくわけですから感謝というか申し訳ございませんという感じで、何か神聖な物を切り倒す罪悪感のようなものを感じました。

 

 まず、根本付近に受け口を切ります。直径の3分の1ほど横に切り、次に斜めに切り木が口を開けたような感じに受け口を切ります。この受け口の切り方で倒れる方向が決まります。そして反対側から追い口を切り、木が倒れるといった感じです。

 

 1本目は絶対に失敗しないように、とにかくイージーな木を選び、慎重に切りました。それでも、高さ10メートルくらいはありましたので、倒れ始めはゆっくりで、最後は砂埃を巻き上げて倒れ、まるで巨大な象が倒れた時のような迫力のある音がしました。(象が倒れる時の音も実際聞いたことありませんが 笑)

 

 2本目、3本目と順調に進みましたが、4本目くらいからイージーな木が無くなり、足場が悪かったり、木が斜め向いてたり、枝が絡まってたりでうまく倒せそうにありません。

 

 案の定、4本目で枝が絡まり木が傾いただけで倒れてくれません。どうしたものか!?いっそのことその絡まっている方の木も倒してしまおうかと考えましたが、よくよく考えると大変危険。4本目の木がどれくらいのテンションで5本目の木にもたれかかってるのか判らず、倒れる時に自分の方に倒れてきたら確実に死んでしまいます。その方法は諦め、家にロープを取りに帰り、ロープで引っ張って木を倒すことにしました。幸いすんなりと倒すことが出来、安堵した次第です。

 

 安易に2本まとめて倒してたらどうなってたかと思うと、改めて木こりを仕事にされてる方の危険さが解ります。その後も、チェーンソーが切り口に挟まって抜けなくなったり、隣の会社の塀ぎりぎりに木が倒れたりと、冷や汗をこんなに掻くこともなかなか無いなと。

 

 ほんと林業をされている方には敬服いたします。まだこれ以上に、クレーン車で高いところまで上がっての作業などをされているのですから、想像を絶するまさに命懸けのお仕事だと思います。

 

 こんな体験をさせていただける人生に幸せを感じている、今日この頃の私でした。

        園田 拝