【身の程知らずで、ストライクゾーン激狭で始めたネット婚活】の続き

 

 

いつもメールにバラ🌹の絵文字をつけて送って来て、

年齢も私の条件からかなりオーバーしているので

無視し続けたこのアメリカ人のバラおじさんですが、

 

 

そんなことお構いなく

あまりに根気よくメッセージを送ってくるので、

ボチボチとメッセージを返し出すうちに、

変な人でないとわかり、

やりとりも楽しく進んでいったので

ついに、会うことになりました。

 

 

場所は、

代官山のおしゃれなイタリアンレストラン。

 

 

確か、どこかで待ち合わせをして、

一緒にそのレストランに行った記憶があります。

 

 

というのも、

そのレストランに入ると、

「3名様で予約の◯◯様ですね? こちらへどうぞ」

と言われ、

 

「は?? 3名様って…」

と思いながら一緒に席についた覚えがあるからです。

 

 

席についてすぐ、彼に

「3名様って、他に誰か来るの?」

 

と聞くと、彼は恥ずかしそうに、

 

「いや…誰も来ないんだけど… 

 秘書に予約してもらったから、

 デートとばれると恥ずかしいから、

 3名と言ったんだ」

 

と、言っていました。

 

1つの正方形のテーブルに3つの椅子が用意されていましたので、

彼は、私の対面ではなく間の席にすわりました。

 

ちょっと気が楽でした。

 

初対面の人と対面でいきなり食事をするのは、

ちょっと緊張して疲れませんか?

 

今から考えると、これも彼が考えてやったことなのかな

とも思います。

 

こんなふうにはじまった、そのバラおじさんとの

初のご対面ですが、

 

 

印象は、あのプロフィールに載っていた

ぼやけていた写真よりも

さらに歳がいっているかな…という感じでした。

でも、若い頃はさぞハンサムだったんだろうな…

という面影が残っていました。

雰囲気的には好みのタイプでした。

 

 

50代前半と書いてありましたが、

話していくと

実際は50代後半、もう直ぐ60であることが判明しました。

年齢も、さばを読んでいたようです(笑)

 

 

年齢差はやっぱり気になていたものの

さらに年齢差があることが判明したのは

少し残念…

自分よりも、自分の父親に近い年齢だし、

その日に知ったのですが、

実は彼はバツイチで、(元奥さんはアメリカ人)

子供が2人いました。

もうじき二十歳になるような年齢の子供です。

 

 

こうしたことを、

包み隠さず

正直にいろいろと話してくれました。

 

 

プロフィールには

バツイチで子供がいることも書いていませんでした。

 

 

正直なところ、さばをよんでいた事実を知っても

そのことに対しては、私は全く嫌な気がしませんでした。

たぶん、会ってみて印象がよかったというのが

大きいのでしょうが、

 

 

 

私がプロフィールに書いた

希望条件に全く当てはまっていないのに、

少しさばをよんだり、根気よくメッセージをしたりして

実際に会うというというところまで

実現したことに、ある意味この人すごい

と思いました。

 

 

 

メッセージのやりとりでも、

何か温みのある人だという事は

感じていましたが、実際に会って話してみても

それは変わりませんでした。

 

 

 

超有名なアセットマネッジメント会社の会長さんだと

その日にわかったのですが、

(ちょっとびっくりしたので

家に帰り速攻ググったら、ものすごい経歴の方でした汗

 

 

 

1ミリも偉そうなところがなく、

ジョークいっぱいの楽しい話で、

大笑いをしながら

楽しく食事をすることができました。

 

 

 

また、次に会う約束をして、

その日は別れました。

 

【直球告白】

 

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