家の本棚をみると、

 

英語のフレーズ集がいっぱい。

 

でも現実はというと、外国人を前にすると英語が全然でてこない…

 

そんな方はいませんか?

本屋さんに行くと、

 

とても魅力的なタイトルのフレーズ集がいっぱい売っていて、

 

何だか買っただけで英語が話せるようになるような錯覚におちいりますね爆  笑

 

過去に、英語が出てこなかった経験がある人は、

 

自分は十分に表現を知らなかったから、話せなかったんだ‥

 

と思って、また別の表現集を買うという繰り返しをしている人もいるかもしれません。

 

場面別表現集というのは、あなたが英語の初心者で、その場面で実際に英語を使う機会があるという場合に、緊急でその表現だけ覚えたいという場合には

役にたちます。

 

実際に、私も小学生の時一人でアメリカに送り出された時、

 

最初ホストファミリーとあったとき、なんて挨拶したらいいんだろう?

 

ということさえわからなかったので、

 

「空港でフォストファミリート会う」

 

という場面を、フレーズ集から探し

 

"Nice to meet you!"

 

と、挨拶すればいいんだ、と、この言葉だけを呪文のように唱えながら

 

アメリカに向かったものです。

 

フレーズ集は、こういう決まった場面で使う言葉がさっぱりわからないという時には役にたちます。

 

でも、もしあなたが

 

外国人と自由に会話を楽しみたい!

 

自分の気持ちをつたえたり、本音を話せるよう英会話をしたい!

 

と思っているなら、英語のフレーズ集を覚えるのは、とても非効率です。

 

その理由は、フレーズ集の言葉はその場面でしか使えないのです。

 

あなたがフレーズ集と同じシチュエーションになる機会では有効ですが、

それ以外では使えません。

 

なので、自分が使わない表現を「いつか使うかも」とか思って覚えてもとても遠回りです。覚えるモチベーションも湧きませんし、ただの暗記になってしまって、

つまらないですね。

 

フレーズ集は、基本的に自分が覚えておいて、その場面で使うという一方通行の表現です。

 

そのあと相手がちょっとでも本に書いてないことを言ったら、話が続かなくなります。

 

英会話のキャッチボールをしたいという人にとって、必要なのは、

自分で英文を組み立てる力です。

 

まったく初心者の方でしたら、まずは中学の基本文法を一通り復習して、

英語の型を覚えてから、その型を応用して自分の作りたい文を作れるように

して行くという順で進めて行くと良いです。

 

中学文法は一通り頭に入っているという方でしたら、自分のいいたいことを、

どんどん英作文していきましょう!

 

そして、ここで大切なのが、

 

英作文は、やりっ放しにせずに

 

必ず添削してもらう!

 

ということです。

まずは、自分のいいたいことがタイミングよくポンポンでてくることが

 

大事なので、思いついたことや今目にみえるもの、頭の中での独り言を全部英語にしてみたり、

時間のあるときは、自分の考えを論理的に書いてみたりしてください。

 

そして、単語などわからなかったものは自分で辞書で調べれば良いですし、

文は、必ず正しい英文になるようにネイティブに添削してもらうことです。

 

それでないと、ずっと間違ったままになってしまいますからね。

 

フレーズ集をひたすら覚えて、いつか使える日を待つよりも、(←実はフレーズ集だけで会話が完結するような奇跡はおこならないのです)

 

自分の言いたいことをどんどん英語で言えるようにする力をつけて行く方が、ずっとずと効率的だと思いませんか?