平家物語の冒頭
「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」
織田信長が好んで吟じた幸若舞「敦盛」の一節
「人間五十年、化天うちを比ぶれば 夢幻の如く也 一度生を享け 滅せぬ者のあるべきか・・・」
形あるものいつかは滅する、この世に生きとし生ける者全て人間だけでなく他の生き物の他に地球、太陽も寿命の長短はあってもいつかは滅んでしまいます
それは全てにおいて避ける事のできない節理です
実は今年になってから、大変お世話になった方々の訃報を聞きました
1人は外科の診察(腰痛・骨折・脱臼・)20年来お世話になった近所のクリニックのK先生の急逝。
3月末に旅立たれたそうです、享年76才
豪放磊落な先生でした。
お互いに釣りが好きで診察の時は最後には釣り情報の交換などしたりして(^_^)
どちらかというと自然治癒力を大事にする先生で、症状が急を要する時を除いては注射もあまりせず
(オイラが注射苦手なのも知ってましたが・・・(^^ゞ)、薬も漢方系の副作用が少ないものを投与して下さってました
患者中心の先生で旅立たれる直前まで病床で患者さんを心配されてたと聞きました
プライベートでも色々と相談に乗ってもらっていたので、肉親を亡くしたように悲しかったです
今頃、来世の世界で大好きな釣りを堪能していらっしゃるでしょうか
もうお1人は、武道の先生の紹介で愛車の車検でお世話になった中古車販売のT社長
昨年の秋に13年目の愛車の車検でお世話になり、かなりの無理をお願いしたにも係らず
快く引き受けて下さいました
その訃報を聞いたのが武道の先生を通じて一昨日
ここ数年は何度か入退院をされていたのですが、去年お会いした時はお元気でした
その後、今年に入ってから体調を崩されて先々月の下旬に旅立って逝かれました
生前は忙しく飛び回っていらっしゃったのであちらではゆっくりお休みしていただきたいと思います
改めまして、
K先生とT社長のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
合掌
※文中の似顔絵は「似顔絵アバタメーカー」で作成しました