マイクロソフトのスーパープレイと業界の動き
本日、Windows陣営に動きがあった。
ガジェット速報に強い方には重ねた情報になるが、「SZBOX S7」というスマートフォン型のWindows PCの登場である。
マイクロソフトのスマートフォンは、今から10年程前に市場に登場した様に思う。
あの時は、その四角形のタイルを制御できるユーザーインタフェースは、業界初でユーザーに印象を残したに違いない。
今回は、スマートフォン大の端末にWindows 11を搭載したということである。
筆者は、この端末が日本で発売された場合に即買いを画策している。
携帯端末市場の中のスマートフォン界隈でマイクロソフトが、成功を収めることは可能だろうか。
不可能では無い。
それは、Android搭載スマートフォンやiPhoneとWindowsを連携させた実績で、その有用性を実証した歴史からも言えるが、次はAndroid上や又は、iPhone上でWindowsを動かす仮想デスクトップの構築である。
この製品が、マイクロソフトから発表された時にパソコン市場は幾たびかのブレイクをするだろう。
ハイスペックのスマートフォンを製造するASUSを始めとするメーカーは勿論、iPhoneのメーカーのAppleも挙って、更にそれぞれの高性能な移動体通信が可能な端末を発表し、発売にこぎつけることだろう。
この様にパソコン市場は、AIと仮想デスクトップ、クラウドOSの三要素で的を得た製品群のリリースで賑わうに違いない。
未来的な商品は、どの様な形をしているのだろうか。
筆者の思う物は、鉛筆である。
鉛を紙で巻いた鉛筆では無く、Apple Pencilの様な物品である。
その鉛筆型ポインティングデバイスは、街中に用意された壁や柱、連絡用の場所にユーザーの思い思いにメッセージを残せるという物である。
案の定現代の都心部にはフィルム上のスクリーンが、氾濫するかのように設置されているのであったが、これはこれからの活用の場に匹敵する事だろう。
日本政府は、奇しくもGIGAスクールと呼ぶ教育方針でタブレット端末を中心に携帯端末を学生たちに利用を促している。
この時代の学生たちは、スタイラスペンで字を書く方法を習得している事だろう。
後は、鉛筆型ポインティングデバイスに呼応するT-Kernelのオペレーティングシステム等があれば、問題ないと思う。
TRONの文字を無作為に保存して、実身と仮身とを比較演算するシステムは、翻訳する事無く、その鉛筆型ポインティングデバイスを操る小説家やArtistに好かれるに違いない。
ペン先から表示されるパレットは色を選べる、形を選べる、文化を選べることだろうか。
街中のスペシャルウォールと云える特別な席ではゲームをプレイできるかもしれない。
スマートフォンでポケット型モンスターのゲームを遊ぶ人は、平成や令和の時代の人達で有ろうが、喫茶店の壁やテーブルのスペシャルウォールで遊ぶ遊びは、次の時代を担う子供たちの為のエンターテイメントになるかもしれない。
文化は継承される。
継承された文化は、生活を潤すだろう。
生活が潤された人達は、新しい製品をプロダクツとして考えてくれるだろう。
物品は、記憶の中に棲む「国家」を潤していく。
国は、国家として顕在化されるだろう。
もしも、私が会社の社長だったならSONYの次に前に出る会社を造りたがるだろうか。
多分そうだろう。
この部分を親友の一人に話したなら彼は、笑うか。
笑うだろう。
彼は、SONY人の一人だから。
ありがとう。友人達へ、(令和6年7月5日)