今日は、早朝の地区内一斉清掃のあと、下記の日程で研修を受けてきました。
 9:00 挨拶・オリエンテーリング
 9:15 安全管理
10:30 ビデオ鑑賞
11:00 訓練礼式
11:50 終了証交付

本日の研修のメインは安全管理でした。
ヒヤリハット、ハインリッヒの法則、ヒューマンエラー等について学習しました。

ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則とは、ハインリッヒ氏が調査した労働災害の聞き取り調査です。 その数値データに特徴があったために、ハインリッヒの法則と呼ばれているようです。ハインリッヒ氏の聞き取り調査の数値データは、次のようなものです。
   大規模      1件 (重傷者や死人が出たような災害)
   中規模     29件 (怪我といわれるような事故)
   小規模    300件 (ヒヤリとしたり、ハッとしたりしたこと)
このハインリッヒの法則(1:29:300の法則)は、 あくまでひとつの経験則です。しかしどのような事故や災害でも、 数値の絶対値には違いがありますが、 このハインリッヒの法則(1:29:300の法則)のような数値の特徴が、 基本的にあるといわれています。災害の裏には、事故が多くあり、 その事故の裏には、ヒヤリハットというものが、さらに多くあるという特徴です。

ヒヤリハット(ひやりとしたこと、はっとしたこと)

ヒヤリハットとは、ヒヤリとしたり、ハッとしたりしたことです。何か業務を行なっていて、ヒヤリとしたり、ハッとびっくりしたりしたことです。例えば、カッターナイフが机の上に置いてあり、 取ろうしたら、カッターの刃がむき出しになっていて、ヒヤリとした。廊下を曲がったら、荷物を山積みにした台車が、 こちらを見ずに進んできて、ハッとして、 ぶつかりそうになったがかろうじて避けることができた。こういった経験をしたことがあるのではないでしょうか?こういったヒヤリとしたり、ハッとしたりしたことをヒヤリハットといいます。

ヒューマンエラー

ヒューマンエラーとは、人間の過誤(ミス)のことです。人為ミスとも呼ばれます。不本意な結果を生み出す行為や、不本意な結果を防ぐことに失敗することです。 特に、安全工学や人間工学では、事故原因となる作業員やユーザの過失を指します。
  愚策(mistake)
行動の計画(プランニング)段階でのまちがい。やり方の発想が悪い。
  工程管理不良(lapse などと呼ぶ)
ど忘れ。記憶の管理が悪い。手順をすっ飛ばしたり、別の作業手順に乗り移る。
  アクション・スリップ(action slip)
 単にスリップとも言う。ある作業動作をしようと思っている状況で、何とはなしに別の作業動作をしてしまうこと。特に「ふと気がつけば、場違いな別の行動をしていた」ことの説明に用いる。
現場における安全管理のための指揮者の心構え
 現場は常に物理的に不安定な状態にあり、消防活動によって新たな危険性が発生する。現場には安全の保証は皆無である。無事故は決して偶然の所産ではなく、指揮者の苦心の創作であることを知ることが重要である。


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