いろいろバナナ
8月7日はバナナの日🍌
ということで、バナナにちなんだ絵本紹介です。
はっくしょーん!
皮からすぽんと、バナナのきょうだいが飛び出しました。はだかんぼうでは、寒くて寒くてたまりません。どこかにあたたかくなれるものはないかしら。
「わーい! お風呂を見つけたよ」「ふわふわマントはぼくのだい!」
バナナたちは、おいしいおやつに大変身。やわらかくリズミカルな言葉にのせて、おいしく幸せな時間をお届けする絵本です。
『いろいろごはん』『いろいろたまご』『いろいろいちご』など「いろいろシリーズ」で食べることが大好きな親子の心をがっちりつかんできた、山岡ひかるさんの最新刊。
本書の魅力は、なんといっても作者、山岡ひかるさんの作りあげる「はり絵」。バナナにはいったすじや、ちゃぽんと音のしそうなチョコレートのお風呂、ふんわりまかれたバナナクレープ……あまい匂いも漂いそうなおいしそうな絵は、カッター1本で切り抜いていくという、気の遠くなるような作業によって生み出されています。
絵本を読んでみてびっくり!
大人でもクスッと笑えるお話です。
表紙のようなバナナのお話かと思ったら、くすぐられてすぽぽぽーんと飛び出てくるところから始まります!
とても可愛く、美味しそうなお話でした。