全国で図書館の新規開館が相次いでいます。


東京・武蔵野市の「武蔵野プレイス」の成功をきっかけに、図書館の新たな価値が見出された為だと言われています。


その新しい価値とは、従来の学習の場を発展させた交流と憩いの場、です。


広島市中央図書館でもビジネス支援サービスを行っていますが、専門的な講座や生涯学習講座、乳幼児の読み聞かせ、ワークショップなど、図書館機能を核とした複合施設へとアップデートしてこそ、令和の時代の図書館の存在意義と言えるかと思います。


図書館には電子書籍での読書にはない、知識欲を刺激する空間としての魅力があります。

その刺激を更なるインプットやアウトプットに繋げ、文化を作っていく空間として広島市中央図書館が更なる進化をしていくことを願います。


中央図書館の移転問題は、前述の全国的な図書館の開館ラッシュとは少々事情が違いますが、場所をどこにするかと同じぐらい中身の機能をどうしていくかが大切だと感じます。