大変ご無沙汰しております。 鹿児島中央駅近く もり整骨院 です
昨日は院長先生は日帰りで京都にてセミナー受講、私は普段一緒に勉強させていただいている方々と練習会をしました
院の外でも自己の確認が出来ることはモチベーションの維持にも役立ちますし、違う考え方を取り入れるチャンスにもなるのでとてもありがたいことです
『コレステロール』
当院に来られる患者様の症状は様々です。
以前にも挙げた通り、症状はあくまで結果であり原因ではありません。原因が痛みとは別のところにあるというのは珍しくなく、むしろほとんんどのケースに当てはまります。
そんな原因は以前にも述べているのでご確認いただければよいのですが、その一つに食事が関係していることは少なくないです口にするものが身体を作るのですから当たり前と言えば当たり前です
そこで今回は、悪者扱いされることの多い『コレステロール』について少し書いてみます。
コレステロールは脂質の一種です。
未だになにかとマイナスのイメージの強いコレステロールですが、人間が生きていく上で必要不可欠な働きをしています。
コレステロールはホスファチジルコリンという脂質と共に細胞膜を構成します。コレステロールはその25%を占めコレステロールの働きによって水などの漏出や混入などを防ぐことが出来ます。
また、肝臓から分泌される【 胆汁酸 】はコレステロールからつくられます。
さらにはコレステロールが代謝されることによって男性ホルモン・女性ホルモンが作られます。
このようにコレステロールは欠かすことのできないものなのです。
善玉・悪玉と言われますがもともとあったものであるのに、善も悪もあるはずがありません。
たしかに動脈硬化の原因になると言われていますが、それはあくまで生活習慣全体の問題の結果を生んだのであって、コレステロールそのものが悪いとは言えません。
善玉と悪玉の違いはコレステロールが複合体を作るタンパク質の違いであって、これももともと備わったものであり、やはりコレステロールそのものが悪いわけではありません。
脂質というのはとても大切なものです。
一つのことにとらわれてコレステロールを悪者ばかりにしてしまうと、逆に健康を害しかねません