【能登半島地震大津波警報】命を守る行動を!心より無事を祈ります。

元旦から大津波警報に胸が締め付けられます。

原子力規制委員会からの緊急情報メールに、
改めて、日本海側にいかに原発が立地しているかを実感します。

11月末と12月に、3.11の爪痕が今も残る福島・東松島市を訪れ、震災直後、1時間をかけて小高い丘に避難して生徒全員が助かった浦戸小学校を見てきました。

沿岸地域の皆さまは、くれぐれも安全な場所に避難して頂き、心より無事を祈ります。

相次ぐ余震に、地盤の緩みも心配されます。
多くの家屋の倒壊、電柱の倒壊に、3万4千件以上が停電との事。
蓄電池とセットで、再生可能エネルギーによる分散型エネルギーのインフラを整備する事が、
災害時においても、エネルギーの安全保障を強化すると考えます。

停電の中、避難所での電力の確保は、寒さの厳しい中で命に直結する課題です。
病院のブラックアウトが起きぬよう、避難所、病院への蓄電池の整備も、都議会で取り組んできました。

COP28では、カーボンフリーエネルギーとして、「2050年までに世界の原子力発電の設備容量を3倍に拡大する」ことを目指すとして、日本も有志国として宣言に賛同していますが、
国際社会では、原発は高レベル放射性廃棄物処理場の確保や事故耐性燃料の使用などの問題があり、
原発をクリーンエネルギーに位置付けるべきでは無いと考えます。
3.11により甚大な原子力事故を経験した日本だからこそ、改めて、地震大国日本における原発のあり方が問われます。

お正月、実家に帰省中の友人からも、大きな揺れで被災したとの連絡があり、心より無事を祈ります。

東京都における災害対策本部、被災地への支援体制など、動きがあり次第ご報告させて頂きます。