東京都手をつなぐ育成会【東京都育成会大会】
誰もが自分らしく生きられる共生社会の実現を目指して

7月14日コロナ禍で4年ぶりとなる、1日を通じての育成会大会の開催おめでとうございます!
長年東京都の会長を務められた佐々木会長が、全国育成会連合会の会長となり、立原会長より、ご挨拶を頂きました。
「障害のある人とその家族が
安心して暮らすことのできる
共生社会の実現」に向けて、日々のご尽力ありがとうございます。

これまで、都議会厚生委員会に所属して、当事者の皆さま・ご家族の皆さまと共に、合理的配慮の行き届いた地域社会に実現に取り組んで参りました。

また、私自身、矢口特別支援学校のお近くに住んでいるので、娘が保育園で仲良しだったお友達も、支援学校に進学した中で、一層の地域の学校との連携、地域の中で共に育ち合うインクルーシブ教育の推進と、
特別支援学校を卒業後の、一人ひとりの個性を尊重した、居場所、就労、住まいの課題、権利擁護、医療的ケア、住まいの課題、
当事者の生き方を大切にした支援の充実が求められます。

特に住まいの課題は、これまで住宅政策審議会の委員として、誰1人取り残さない住宅セーフティネットの拡充、居住支援法人と連携した「東京ささえーる住宅」の整備推進に取り組んできました。

都内約80万個の空き家を活用して、自治体と連携しながら、グループホーム、セーフティネット住宅の整備促進、
一人ひとりが、すみ慣れた地域で安心して暮らせる、共生社会、

制度と制度の狭間で困っている方に寄り添う、地域のつながりづくり、

福祉施設等のの虐待を未然に防ぐためには、
介助にあたる方への、レスパイト事業の重要さ、
幸せな介護者であること、についてもお話を頂きました。

障がい者差別解消条例を制定した東京都として、
ご本人が何を望んでいるか、意思と個性を尊重した合理的配慮の行き届いた地域社会の実現に向けて、当事者の皆様と共に取り組んでまいります。

本人部会のゆうあい会のスピーチは、ご本人の家族への素直な感謝の気持ちが込められていて、とても素敵なスピーチでした。

「地域生活支援拠点」の自治体での設置が努力義務となり、
障害者の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据えた、居住支援のための機能をもつ場所と体制整備が求められます。

都議会からも、相談、緊急時の受け入れ・対応、体験の機会・場、専門的人材の確保・養成、地域の体制づくりの5つを柱とした、居住支援のための機能の充実に向けて、自治体と連携しながら、取り組んでまいります!
育成会の皆様 ありがとうございました。