【東京都環境建設部会】都立公園の多面的な活用を!
木場公園民活プロジェクト視察報告①

東京都建設局所管「都立公園の民間活用の事例」を視察
【木場公園の多面的活用プロジェクト事業】について伺いました。

木場公園内は、手ぶらでBBQを楽しむ事も出来、
公園内には区により保育園も整備されていて、
目の前に自然豊かな公園全体を園庭のように楽しめる事は、都市部では園庭の無い保育園も多い中で、子ども達の育つ環境としてとても恵まれていると感じました✨

コロナの影響でオープンは8/7

ふれあい広場内で都が設定した1500m2に、
カフェコーナーと、ファーマーズマルシェ
アルコールの提供も行なっている。

平日の昼間でしたが、多くのお子さん連れの親子の憩いの場になっていました。

木場の町に根付いている都立公園の魅力づくり

都市計画法10条に基づいて、公園の魅力を増していく。

「ひととき。」人と木がつむぐ
「地域の居間」として
公園のコト・モノ・ヒト

ファーマーズマルシェでは、千葉君津の農家さん、
東北復興支援の東北の物産も置いてあり、

お隣にはドックランが整備されており、愛犬用のおやつも販売されていました。

多摩産材が使ってあり、木の香りがゆったりと落ち着ける空間になっていました。

マルシェ・店舗・カフェと、空間を3つに分ける事で、
建物の柱をそのまま、開放的なデザインとなっていました。

また、元から生えている公園の木をそのまま生かしながら、よけるように建物が配置され、公園と調和した建物となっていました。

地震の際にも、木がしなって、衝撃を吸収する。

公園の多面的な活用。

Q〉民間事業者にとってのメリットをどの様に考えているか。

古木さん〉共にコミュニティ形成に寄与する事で、
地域の方々に、エリアの価値を上げる。
民間企業として、この地域にも3000戸位の開発も手掛けている。

公園管理については、都から公園協会。
イベントの開催については、専用許可を取る。

Q〉公園内のタバコについては?
A〉全面禁煙とはなっていないが、地元の区市町村の条例により個別に決められている。
灰皿等は、すべて撤去されている。

自転車の利用については、今後周辺の自転車道の整備ともあわせて

Q〉ここが出来たことにより、公園利用者の数や人の流れは変わったか。

A〉初めの10日間で4000人が利用(レジでの集計)した。

Q〉創意工夫エリアで出来る事、活用のスキームとして

古木さん〉事業計画として、イベントの開催は難しい。本来は月1、2でイベントの開催を計画していた。

イベントについては、専用所有料については別途設けている。

気を学ぶ【木育ワークショップ】や自然の中のヨガなど、とても素敵な企画に、

都立公園が、素晴らしい地域のコミュニティ拠点として、より活用される事を願い、多面的な活用を推進して参りたいです!
環境建設委員会のメンバーと


東急のご担当と、デザイナーさんより施設と建物のコンセプトを伺いました。

元から立っていた木をそのまま活かしています。

建物は多摩産材を利用

屋上には太陽光パネルを設置

隣にはドックランが整備されており、ワンチャンとオープンカフェを楽しむことができます♪


ワンチャンのおやつも

地ビールやワインも美味しそうでしたw

産地直送のファーマーズマルシェ

衝撃を木が吸収する構造

都立公園内にある保育園

手ぶらでBBQも楽しめます