【キネマの天地 蒲田最後の映画館テアトル蒲田が本日幕を下ろします】
『キネマの天地 蒲田の想い』はいつまでも!
かつて松竹撮影所があり、映画監督や名俳優の逸話も多く残る蒲田の街。
大田区内に22軒 蒲田には12軒もの映画館が軒を連ねた映画街だったのが、本日で上映を終えてしまうとの事で、とても寂しいです。

1950年開業以来、約70年 昭和の面影をそのまま残す、懐かしい雰囲気が、とても好きです。
シネコンとは違った、映画館の暖かさ。
母に連れられ大画面に引き込まれた幼少期の感動。
結婚前テアトルに勤めていた映画好きの母に連れられて、覗いた大船の松竹撮影所で、笠智衆さんを見た思い出も蘇りました。

昨日は最後の上映作品『アルキメデスの大戦』を観ました。
戦前に重なる様なアジア情勢や自国主義が蔓延する昨今に、決して戦争を美化してはならない。多くの若者の死 から物語は始まり、戦争を止めるために奔走した数学者の物語で見応えがありました。

入り口のチケットもぎりには、なんと!
大田区在住の女優さん 片桐はいりさんが、いらっしゃいました♪

昭和に想いを馳せ、キネマの天地から映画文化の発信を!と、区議会議員時代には、蒲田映画祭の実現を区に求めました!

現在は、シネ☆パラ蒲田として、懐かしの映画を振り返る『第7回蒲田映画祭』も開催されています。http://kamata.main.jp

今後、キネマの天地☆蒲田から、工学院とも連携して若い映画人材を発掘する様な、国際映画祭として発展する事を願っています!

【テアトル蒲田 長い間お疲れ様でした!】
とても寂しいけれど、
『キネマの天地 蒲田の想い』はいつまでも胸に中に🌈