全国若手市議会議員の会 全国勉強会

「地方分権と自治体議会の役割」をテーマに

明治大学政治経済学部地域行政学科長 牛山 久仁彦教授より伺う。


地方分権と日本社会の変化

地方分権の成果と自治体をめぐる環境変化


大田区議会議員として地域の現場に向き合い、地域に根ざした自治体議員の仕事に誇りを持って取り組んで参りました。

中間自治体は、予算は莫大だが役割が見えづらく不要だと感じる場面もあったが、都と区の行政の縦割りにより、自治体だけでは前に進まない地域の課題も多い。

自治体議員の経験と視点、現場感覚を持って、

地域の課題に何が求められているか、

地方分権時代における、国・都・区の役割。

東京都が、自治体の政策を後押しする政策・予算等、

都民に寄り添う都政・熟議の都政・条例を作る議会・行政のチェックと情報公開により

「ふるい議会を新しく!」をめざして取り組んで行きたいです!


以下、牛山先生の講義より

自治体の自立と責任

法定受託事務については、国家の存立に関わる事務や、法律政令で定められたものを除いて、自治体議会で、ほとんど関与できる。


これまでは、基礎自治体の事務の半分、都道府県事務の7、8割は、国の通知通達による義務付け・枠付けであった。


国の関与の縮小


自治体議会の役割

地域のニーズと緊急性に迅速に答える事が自治体に求められている。自治の責任。


変わる住民生活ー人口減少と高齢化、自治体間格差

経済・社会の変化と自治体のあり方


自治体議会と国会 議院内閣制 議会協調型


自治体政治の特徴

◇制度 以前は、大統領制・首長制


町村総会・大川村


南ドイツ・スイス

の合併 人口減少で民主主義が成り立たない。

民主主義を守る為の合併


全国1700の自治体が、地域の自主性によって運営されているか。


☆議会事務局の機能強化

しっかりと議会の立場に立った行政職員の設置


☆議会基本条例にみる議会の活性化


視察もしっかりと市民にフィードバック出来ればすれば良い。どこへ行き、誰に会って何を学んできたか。


地域の課題に、民意を代表して議会が何をすべきかー

政策を具体化する議員条例の策定


行政と独立した政策立案機能


☆分権時代にふさわしい新しい自治体議会のあり方と活性化


問われる議会の役割


単に多数決だけなら議会はいらない。


『熟議』の場


☆行政のチェック機能を果たしているか


☆地方分権の時代にふさわしい自己決定・自己責任の政治システムにできるか?



全国の党派を超えた仲間たちとの貴重な学びと情報交換。

久しぶりに逢えた全国の仲間たちと

楽しい時間をありがとうございました😊

地域からより良い日本を築いて行きたいです!


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