新大阪で勉強会があって、二次会の店へと、みんなと歩いていた時のこと。
歩道で寝ている猫がいた。
しかし、どうも様子がおかしい。死んでると周りの友達が言った。
首を持ち上げると「にゃー」と鳴いた。
時間を見ると午後8時。もう動物病院も閉まる時間。
友達の院長に電話した。「事故に遭った子がいるんだけど、助けて貰えませんか?」
「すぐに連れてきて。」速攻でOKしてくれた。
名神高速を飛ばし、縦貫道を飛ばし、100km近くある距離を40分くらいで着いた。
院長はスタッフを全員残してくれていて、緊急治療。


ぴくりとも動かない。車でも左手を添えていたけど、心臓の鼓動も呼吸の動きも感じられない。
生きていてくれーって祈りながら車を走らせた。
病院ではすぐに治療が始まる。血液検査、心電図。酸素吸入。
合わせて、身体を温める。低体温になっていて、急に暖めると血栓などができるのでゆっくりと暖めてやらないといけない。
レントゲンでは腰を骨折しているらしい。しかし、危篤なので手術はでないので、回復してからの事になる。

暖めながら、とりあえず静脈から点滴。
体温がなかなか上がらない。


およそ1時間ほどして、やっと顔を持ち上げるようになった。
意識が戻ると痛みも感じだしたのだろう、か弱い声で鳴いた。
全身が震えてる。


カワイイ顔してる男の子。意識がハッキリしてないけど、人を怖がらないし、撫でてやると鳴いていたのも大人しくなる。
なんとか助かってほしい。まだ若い子なんだもの。

もう午後11時を回った。
少し回復の兆しを見せてくれる。
血液検査でもFIVや felv も無い。健康そうな子なんだから。
やっと落ち着いてきて、治るまで2ヶ月の入院とのこと。
ホッとして帰宅することにした。
勉強会の友達二人が俺たちも病院に行くからと何度も連絡くれていたけど、お酒を飲んでいるので引き留めた。メッセンジャーで様子を逐一伝えて安心してもらう。
彼らもとても心配してメッセージを何回も入れてくれる。とても二次会に行く気持ちにもなれず、ずっと様子を気にしてくれていた。
--------でも、、、、、
朝早く、病院から亡くなったと連絡が、、、、。
悲しい、、、。昨夜の様子では持ち直してくれると思っていたのに、、、。
午後に引き取りに行って、次の日に火葬にふすことに。
その事を勉強会の友達に伝えたら、俺たちも送りに行くと行って、仕事も放って駆けつけてくれた。
読経を一緒に聞き、猫を三人で送った。
葬儀費用まで、みんなでカンパしてくれた。
---------残念ながら助けられなかったけど、
とっさの出来事に優しさを見せてくれた友達の気持ちと、深夜に及ぶ治療が判っていたのにスタッフを全員残して処置してくれた院長、そして嫌な顔ひとつせず治療にあたってくれたスタッフに、とても感謝した。
こんな時に付き合っている人の優しさや思いやりが見える。
この事は悲しいのでblogに書かないでおこうと思っていたけど、新大阪で猫が行方不明で心配している方がいるかも知れないし、もし、この猫を知っている人がいたら知らせたいと思ったから、改めて書きました。
残念な結果になったけど、お骨は僕が保管しています。
時期が来たら納骨するつもりです。