はいはいはいはい。
大臣、また、おやりあそばして!
(↑「ウエブ魚拓」というのをやってみました)
「若い人たちは、結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる。若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが大事」(記事より一部引用)
今回のほうが、「産む機械」の喩え発言より違和感を感じる人は少ないのかな。ウエブの雰囲気ではそうみたいですね。
文脈で読めば言いたいことはわかるけど、どーして、そういう主観的な形容をするのかなぁ。
結婚したくない、子どもを産みたくないと思う人は健全ではないのか、というふうに、わたしはひっかかりますが(※)。
「健全な」と2度言ってるということは、今度は全く問題意識がないということなんですね。
今度は謝ってないし、自分のキモチに正直な人ではあるのですね(苦笑)
(※)
「<AならばBである>と言っているだけで、<A以外はBではない>とは言っていない」というツッコミがありました。なるほど・・・。一方、
「<結婚して子供を2人持ちたいと希望するならば健全である>の対偶は<健全でないならば結婚して子供を2人持ちたいと希望しない>」ではないか、という意見も。
閑話休題
2月6日の朝日と読売の夕刊を読み比べてみました。
最近の朝日はどうしたんだヨォって感じですが(ex.朝日新聞が記事盗用=カメラマン、読売HPから ←ほんの一例)、今夜の朝日新聞夕刊はワタクシ的には◎。
多くの方々に排斥されつつあるw、フェミ的嗅覚において朝日に及ぶものはない、ということですか。
この記者会見の記事は読売ではあっさりと小さく、朝日には一面と社会面に。
朝日の社会面のコメントは、こんな感じ。
小倉千加子さん(一部引用)
「こういう発言が止まらない人が厚生労働大臣をしているから、ピントのずれた政策が続き、少子化が止まらないのだと思う。(夫の発言をメディアで叱った)奥さんはずっとまともな方のようだから、これからは外で何か発言する前に、奥さんにチェックしてもらった方がいい」
遥洋子さん
「自民党内で『極めて理知的で温厚』と言われる柳沢大臣ですら、端々に女性を傷つける一連の発言をする価値観にとらわれているのがこの国だ、と知るいい契機になる」
超爆しますた。含蓄がありますな。
翌日(2/8追記)
○国会は論理の場だから(表向きは)、論理的には突っ込めないこの発言で、これ以上、野党が辞職を迫るとかえって逆効果になりそうですね。しかし、えっ?いま、何言いはりました?と聞き返したくなるような主観的な形容を、この方にかぎらず、公人にはしてもらいたくないなと思います。
○「国立社会保障・人口問題研究所が05年に実施した調査」は、http://www.ipss.go.jp/ の<人口問題>のページで閲覧できます。
「結婚と出産に関する全国調査-出生動向基本調査ー」第13回のようです。全国1,048 カ所、9900の回収票から 「18 歳以上35 歳未満の未婚男女を中心に集計分析を行」って、未婚男女計で7585人。「希望する子供の人数」以外に多くの項目の分析が掲載されていました。