実は、月曜日は昼の部と夜の部、二部だての遊びまくりの日でした。
夜は、新宿紀伊国屋ホールで、井上ひさし氏作「紙屋町さくらホテル」。
氏の一連の終戦前後を題材とした戯曲のなかで、いちばん好き!です。
初演は、新国立劇場の杮落とし公演だったと記憶しています(見ていないのに、覚えてるw)
この作だけでなく、一度もこまつ座公演を見たことがなかったのです。
「頭痛肩こり樋口一葉」なんか、とくに見たいと思いながら・・・幾星霜でございます。
(そういえば・・・、2005年3月1日 、2006年3月6日 に)
やっぱり、見て、よかった!!!
読んでオモロイところは、劇になると10倍おもろい、ということがよくわかった。
そのほかに、戯曲では推し量りようのない、女優の歌声。こういう花が、この劇をさらに盛り上げてる。
嗚呼、私はなんてオクテなのでせう。
絵画も演劇も紙上ばかりで、リアルはほんとに初心者。
子育てと仕事できりきり舞いして、そのあとはいろいろあったのでw、罪の意識でこういう楽しみを少し控えてきたのだろうか?(>嘘つけ)
考えてみると、「読書」と「DVD」いうのは、鄙にあっては追体験のよすが、都にあってはもっとも安上がりな贅沢なのかもしれません。
こまつ座公演・紀伊國屋書店提携 「紙屋町さくらホテル」