やっと確定申告を済ませた。
昔に比べると簡単にできるようになったので、のんびりしていたら、もう3月7日になっていた。

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国税庁サイトにある【確定申告書作成コーナー】は超便利。
https://www.keisan.nta.go.jp/h16/ta_top.htm

何割くらいの人が利用しているんだろう。

計算は、ここに掲載されているソフトが全部やってくれる。
たとえば、「生命保険料」控除額の算出は面倒な数式にあてはめて計算しなきゃいけない。仰せにしたがって、エッチラオッチラやったら、なんだよぉ、結局、控除額の上限は5万円かよぉ、というような。手間のわりに腹立たしいものである。ところが、これを使うと年間支払い額を打ち込むだけで、ポンと控除額が出てくる。
第一表にある「22-(マイナス)23-24-25」であるとか、「28-29-30」であるとか、そういうナンジャコリャの計算もしなくていい。

パソコンにデータ保存できて、また取り出して使えるので、途中で今日はここまでというのも可能。
印刷の段階になったら、確定申告書に数値が入ったPDFファイルができていて、いつのまにか控えはもちろん「内訳書」までできているってところが、うれしい。
プリントアウトができたら、あとは印鑑押すだけ。

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もう一歩進んだシステムとしてできたのが、
「国税電子申告納税システム(e-tax)」
http://www.e-tax.nta.go.jp/index.html
上のコーナーなどを利用して作成した書類を、電子メールで送信するというシステム。
しかし、私は利用していない。
事前に「開始届書」と「本人確認書」が必要で、それなら郵送するか、税務署のポストに投函する、と。
(税務署は持ってこられるより、郵送やポスト投函をキボンヌみたいですね。こちらもそのほうが助かります。)

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ある専門家に聞いたのですが、明治政府が義務教育を実施したのは、自分で納税申告ができる国民を育成することが目的のひとつだったとか。あ、そうか。教育の義務とともに納税の義務というのもありますね。
税理士さんに依頼できるほどの稼ぎがないので、仕方なく自分でやってますが、国民の義務をまっとうするためにやってるわけじゃなく(--;、還付金目当てですな。
しかすぃ、給与所得者でない場合、還付金は、おおむね次年度の「地方税」、「国民健康保険」(>高いゾ!)、腹立てながら収めている「国民年金」の納付金に相当することが多いみたい。もちろん私も。

ゆめ、一瞬の夢を見てはいけない。
か弱きもの、汝の名は国民!!!だす。



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